名称未定ドキュメント"Que"

ゴーゴーカレーでロースカツビジネスルー増し頼んでキャベツを4回おかわりするブログ

とある魔術の禁書目録12 鎌池和馬


じゃぁ、何故「科学」サイドのお話が「魔術」サイドの話よりもおもしろいのか。
前回のエントリで書いたとおり、「魔術」サイドには説得力が無く、「科学」サイドには説得力があるからだーーということなのだけど。
じゃ、なぜ「科学」サイドには説得力があるのか?
ふと思ったのだけど、「科学」は学校で教えてくれるけど「魔術」は学校じゃ教えてくれないからじゃないかな?


「科学」についてのウンチクは読者にも作者にも学校でならってるから少なからず素地があるんだ。
しかし、「魔術」の方は読者にも作者にも前提となる基礎知識がない。そして、それに説得力を与えれるほどの筆力が筆者にはない。
だから魔術サイドはハリボテでしかなくて面白くなくなるんじゃないか、とおもった。



で、この巻は科学サイドのお話。
ほのぼのと、事件らしい事件は最後のほうでちょろっと次巻に引き継ぐ方向でおこるだけで、おおむねある一日を当麻とアクセラレーターの視点から語られただけという話。
おいおい、12巻中1、2を争う面白さってどういうことだ。


……ということで、最後の16巻までいっきに買って参りました。
あんだけ面白く無い面白くないといっていたのになぁ……何故だ