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ゴーゴーカレーでロースカツビジネスルー増し頼んでキャベツを4回おかわりするブログ

Vimを使いこなして素敵エンジニアになろう

前置き

ここ半年くらい、弊社の弊部署でemacsの勉強会なんぞが行われていて、みんなemacsをもりもり使っていて、あちらこちらから「anything.el最高だぜ!ヒーーハーー」などという叫び声が聞こえてきます。
emacsと言えば、学生の頃に学科のコンピュータ室のvine linuxでなんとなく使った程度で、覚えているのはctrl-x, ctrl-s でセーブが出来るぜ! 程度の物。今更勉強しなおす気にはさらさらなれん……。

研究室にいた頃は zetakaさんの「viだ! viを使え!」という薫陶を受け手育てられ、会社に入ったら激古サーバでvi(素のvi!)しか使えない環境でperlやストアドを書く苦行仕事に2年間も従事していたので、暇さえあればキーを連打する身体になってしまったので、もはやvi以外の環境なんて無理! 無理ですたい!

最近はJava案件やらやたらとeclipseで開発するための環境が整えられたjavascript案件だったりしたので、eclipseを使うことが多かったのですが、MacでRuby on Rails開発すんのにAptanaとかradrailsいまいちだなーーと思っていたので、ここいらで気合を入れてvim力をアップさせようと心に決めたのでした。

(ここまで前置き)

Vimの導入

さてと、開発環境ですが、MacOS X です。
標準でVim入ってますが、ここは Kaoriya Vim に入れ替えます。

Vimはそのままだと日本語が不自由なので、日本語環境をよろしくやってくれるプラグインが入ってる素敵なアンチクショウがKaoriYa Vimです。
ただ、macvim-kaoriyaはお知らせにも書いてあるとおり

2011/03/30 20110330版リリース 実験的レンダラを使用していない場合、半透明設定(set transparency)が効かなくなります。半透明設定を使用している場合は、「環境設定」「詳細」の「実験的レンダラを使用する」「インラインインプットメソッドを使用する」の両方をチェックしてみてくださいませ。

とのことなので、半透明を使用しているオシャレさんは注意です。ちなみに私はオシャレさんです。

んで、プログラマならターミナルから使うよねー(*´・ω・)(・ω・`*)ネー
ということで、ターミナルのviコマンドでmacvim-kaoriyaが起動するようにします。
.bashrc なり .bash_profileなりに以下を記述。

export EDITOR=/Applications/MacVim.app/Contents/MacOS/Vim
alias vi='env LANG=ja_JP.UTF-8 /Applications/MacVim.app/Contents/MacOS/Vim "$@"'
alias vim='env LANG=ja_JP.UTF-8 /Applications/MacVim.app/Contents/MacOS/Vim "$@"'

source .bash_profileを忘れずにね!

pathogenでplug-in管理

Vimの魅力は、大抵のサーバに(viが)入っているということと、豊富なplug-inです。
でも、Vimのplug-inって管理が面倒くさい……。
そこで、pathogenを導入してvimのplug-in管理をらくちんにします。
詳しい解説は vimプラグインでよりよいコーディングを を参照。

さて、導入です。
$HOME/.vim/autoload/ に pathogenのサイトから落としてきた pathogen.vim を配置します。

そして、$HOME/.vimrc に以下の設定を記述

" Setting for Pathogen
call pathogen#runtime_append_all_bundles()
call pathogen#helptags()

" pathogenでftdetectなどをloadさせるために一度ファイルタイプ判定をoff
filetype off
" pathogen.vimによってbundle配下のpluginをpathに加える
call pathogen#runtime_append_all_bundles()
call pathogen#helptags()
set helpfile=$VIMRUNTIME/doc/help.txt
" ファイルタイプ判定をon
filetype plugin on

これで基本的に幸せになれます。

追加するpluginは $HOME/.vim/bundle/ 以下にディレクトリを切ってもりもり配置していけばOK。

Unite.vimの導入

冒頭で言った、emacsanything.elのようなplug-inを導入します。
とりあえず、導入しただけです。ファイラーのような使い方しか私まだできません。
もうちょっとUnite.vim力が上がってきたらまたまとめを書こうかな……

とりあえずは、プラグインの導入の練習です。
プラグインはpathogenを導入したあなたなら、超簡単。
さらにプラグインがgithubで公開されてたら死ぬほど簡単です。

幸運なことにUnite.vimはgithubで公開されています!

https://github.com/Shougo/unite.vim

プラグイン導入手順ですが以下のとおりです

  1. ページの真ん中より上の当たりのテキストボックスに書いてあるURLをコピーします。
  2. $HOME/.vim/bundle/ に移動します。なければ作る。
  3. git clone https://github.com/Shougo/unite.vim.git

以上です。超簡単。
gitが入ってなければいれちゃいましょう。

brew install git

こんだけ。

え、brewが入ってない? じゃぁ、brewもいれちゃいましょう。
https://github.com/mxcl/homebrew/wiki/installation
この辺参考で


ところで、Unite の使い方で :Unite file_mru ってなんじゃらホイ? と思ってたんだけど、mru = most recent use (最近使ったファイル) って事なんですね!

まとめ

とりあえず、今日やったことは

  • macvim-kaoriya を導入しました
  • pathogen を導入して、プラグイン管理が超楽になりました。
  • unite.vim を導入して、プラグインの導入方法を覚えました。

次回は

  • neocomplcache の導入と簡単な使い方
  • Project.vim の導入と簡単な使い方

を書こうと思います。

あと、キーマップの設定の意味が最初、いまいちわからなかったのですが、調べたらなるほどそういう意味だったのかーというのもわかってきたのでおいおい書きます。


……気が変わらなければ

参考

参考にしたのはこのへん