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初心者のためのDJ機材 入門講座 DJ TECHNORCH

初心者のためのDJ機材入門講座

初心者のためのDJ機材入門講座


いわゆるダンスミュージックというやつを好きになったのは大学に入ってからでした。
もっというと beatmaniaIIDX(以下、弐寺) をプレイし始めてから。
弐寺って、7つのボタンと円盤を駆使して画面にあわせてボタンを押すという、いわゆる音ゲー
そのコントローラのインターフェースは正しくDJが使用するターンテーブルとミキサーのメタファー。
なので、当然そこで流れる音楽もそういう、ダンスミュージック、フロアーミュージックと呼ばれる物が主になる。
というわけで、そういう音楽が好きになるのも時間の問題で(笑)


m-flo(弐寺3rdに楽曲があった)から入り、BOOM BOOM SATELLITESに興味をもち、Fantastic Plastic Machine(弐寺5thに楽曲収録)、MONDOGROSSOといった有名所を聞き、SYSTEM Fでトランスし、STUDIO APARTMENTに惚れ込み、capsuleにハマリ、SOIL AND "PIMP" SESSIONS でシャウトし、気づくと同人系のHARDCOREを聴き漁る……


というような、まぁ、そんな感じでw 節操なくそういうのを聞いてました。


特に僕に強い衝撃と衝動を与えたのが、Anchorsongとhifanaでした。


Anchorsong のパフォーマンスは本当にすごい! ステージの上でどんどん打ち込み、作曲し、素晴らしいビートとメロディを作り出す。


hifanaは、DJプレイとその映像のシンクロ。オーディエンスを魅了するそのパフォーマンスは圧巻!


http://www.youtube.com/watch?v=nznIlM2ZyiE



と、まぁ、こういうの見てるとDJプレイに興味がでてくるわけで(ここまで前置き)
とはいえ、DJ機材なんてお高いんでしょ? 何かっていいかわからないよよよ???
そこで出てくるのが本書、「初心者のためのDJ機材 入門講座」というワケなのです。


この本は DJ TECHNORCHさんが書いた同人誌なのですが、Amazonでも買えます。
DJ TECHNORCHさんは、また例により弐寺に楽曲を提供していて(略)


さて、この本の対称読者が非常によい。

ゲーム音楽・同人音楽系倶楽部ミュージックから音楽を知り、最近レコード屋でテクノ・ハウスを聴き始めた貧乏高校生

とのこと。いやー、でもPCDJを除くと、それでも最安構成で10万弱かぁ^^;


あと、もう一つこの本で強調してあるのは『業界標準』を語るという点だ。
とにかく、その手の機材はいろいろあるわけだ。
でも、そのうちこれとこれとこれの組み合わせだと、東名阪にあるクラブなどではだいたい置いてあるから大丈夫だよーという構成をこの本はお勧めしている。


具体的な商品を挙げてそのよい点、悪い点、注意すべき点を列挙してあり、巻末にあるどういうセットで購入すべきかという情報がまたわかりやすい。
DJをやってみたい!! という最初の一歩を踏み出すには本当に丁度良い良書でした。


で、一見わかりにくいけど、実はこの本のデザイン、O'Reilly っぽくなってたのねw