- 作者: 横溝正史
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 1971/04/26
- メディア: 文庫
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いわゆる探偵小説って奴が苦手です。
じっちゃんの名にかける漫画とか、頭は大人身体は子供の漫画とかを読み過ぎたせいかな?
いろいろごちゃごちゃと考えてなんとなく分からなくなってしまうのよね。
しかしこの間、としあきαくんが「八つ墓村はギャルゲーですよ! やつ☆はかとかいってリメークするべきですよ!」と力説していたので読んでみた。
ああ、たしかにギャルゲーだ。
未亡人、未亡人(?)姉、妹のような従姉妹……冷静に考えると萌える登場人物はこんくらいじゃないかー。
いやまて、小梅様、小竹様を高飛車双子の幼女にすれば……おぉ! これはいけるぞ!
濃茶の尼と梅香さんは萌え萌え巫女さんにするんだ!
おぉ! ナイス!! ヒャッハッ!
岡山の田舎で起こった凄惨な殺人事件。
過去の事件の記憶が住民には蘇り疑心暗鬼に駆られる。
次々におこる殺人事件。
村にたまたま逗留していた金田一耕助は……今回は役立たずだ。
犯人は目的こそ果たせなかったものの、殺すべき人間はきっちり殺したし、目的も半分は達成してしまったからね。
いや、凄くおもしろかった。
でもスゴイ! とおもったのは実はこの作品ではなくて「金田一一の事件簿」のほうだったりする。
金田一一……をサキに読んでいたからかもしれないけど、金田一耕助シリーズの雰囲気を恐ろしいまでに再現してるじゃない! ほぇー。
いままで敬遠してたけど、こういうミステリも読んでみようかな。
新本格とか。
うん、そうしよう。 でも次は文学少女がまっているのであったー