バッカーノ!1934獄中編―Alice In Jails (電撃文庫)
- 作者: 成田良悟,エナミカツミ
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2006/10
- メディア: 文庫
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ラッドかっけーー!!
アニメではラッドの声をクレヨンしんちゃんの父:ひろし役藤原啓治さんが演じているため、ニコニコ動画のコメントでは「ひろしかっけーー!!」という大絶賛の嵐(荒らし?)
あの、列車の中でスキップをしながら「やべぇよ。やべぇ」といかにも楽しそうにつぶやくシーンは圧巻。
さて、この巻ではアニメの後のラッドのお話。
いろいろあってアルカトラズに収監されるラッド。そして、カモッラのフィーロやバカップルの片割れのアイザックもアルカトラズに収監される。
フィーロには目的がある。それは愛するエニスの今までの罪を無罪(本当は未解決扱いにするというもの)とするために、アルカトラズに収監されているもう一人の不死者ヒューイの外部との連絡方法をしること。
最後にはあっと驚く結末が用意されているのだが……ま、それは読んでから楽しんで欲しい。
毎回毎回かいているけど、このスピード!どこまでも、どこまでも突っ走る爽快感。
今回は特にこの狂った暴力の化身ラッドの描写がもう生き生きとしていること。
ワルカコイイ! ワル、カコイイ!!