名称未定ドキュメント"Que"

ゴーゴーカレーでロースカツビジネスルー増し頼んでキャベツを4回おかわりするブログ

ジェフ・ベゾス、かく語りき Steven Levy

2013年21冊目

CEO OF THE INTERNET ジェフ・ベゾス、かく語りき(WIRED Single Stories 010)

CEO OF THE INTERNET ジェフ・ベゾス、かく語りき(WIRED Single Stories 010)

Kindleで99円だったので買ってみた。 AmazonのCEO、ジェフ・ベゾスKindleについて、その未来について語った対談がのっている本。 まぁ、ただのインタービュー記事でした。

99円払う価値はなかったように思う……。

Kindleの罠は安いからって言ってかったら、内容が無い本だったということが多いことだな……。

2013年4月に読んだ本

総評

なんだか活力に乏しく、通勤の行き帰りでは死んだ魚のような目をしながらパズドラばっかりやっていたので、あんまり読んで無い気がする……。

Kindleヤバイ

Kindleを買って、完全に本の選び方が変わった。 Kindleのランキングをみて、安くなってる本をポンと買うことがすごく多い。 おかげでとんでもなく面白くない本をよく掴まされるようになった気もしますが……。

高杉さんちのお弁当 が超良作

前々から気になっていた高杉さんちのお弁当Kindle版が、1巻99円セールだったので買ってみたら、もうこれはヤバイ面白い。

高杉さん家のおべんとう 1 (コミックフラッパー)

高杉さん家のおべんとう 1 (コミックフラッパー)

31歳、オーバードクターの主人公が、死んでしまった叔母の娘を養女として預かる話。 お弁当づくりを通して、心を通わせながら家族になっていくというかんじのテーマの作品なのだけれども、これが本当によい。

家族になっていくというテーマがすごくいいというのもあるのだけれども、この高杉さんちの養女くるりちゃんが超カワイイ。 人付き合いはあまり得意な方じゃなく、大人しい、ちょっと言葉足らずな美人さん。この子が多くは喋らないながらもものすごく表情豊かで、可愛い。 この気持は恋だろ、完全に。

というわけで超おすすめなので是非読んでもらいたい作品でした。いい作品に出会った。

読んだ本一覧

2013年4月の読書メーター
読んだ本の数:14冊
読んだページ数:2536ページ
ナイス数:5ナイス

高杉さん家のおべんとう 3 (コミックフラッパー)高杉さん家のおべんとう 3 (コミックフラッパー)
読了日:4月30日 著者:
高杉さん家のおべんとう 2 (コミックフラッパー)高杉さん家のおべんとう 2 (コミックフラッパー)感想
小坂さん、かわいい
読了日:4月30日 著者:
高杉さん家のおべんとう 1 (コミックフラッパー)高杉さん家のおべんとう 1 (コミックフラッパー)感想
くるりちゃんかわいい
読了日:4月30日 著者:
高杉さん家のおべんとう 1高杉さん家のおべんとう 1
読了日:4月29日 著者:
とある魔術の禁書目録(11) (ガンガンコミックス)とある魔術の禁書目録(11) (ガンガンコミックス)
読了日:4月27日 著者:
バガボンド(35) (モーニング KC)バガボンド(35) (モーニング KC)
読了日:4月27日 著者:
銀の匙 Silver Spoon(7) (少年サンデーコミックス)銀の匙 Silver Spoon(7) (少年サンデーコミックス)
読了日:4月27日 著者:
夜桜四重奏~ヨザクラカルテット~(13) (シリウスKC)夜桜四重奏~ヨザクラカルテット~(13) (シリウスKC)
読了日:4月17日 著者:
ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~ (メディアワークス文庫)ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~ (メディアワークス文庫)
読了日:4月17日 著者:
進撃の巨人(10) (講談社コミックス)進撃の巨人(10) (講談社コミックス)
読了日:4月11日 著者:
もやしもん(12) (イブニングKC)もやしもん(12) (イブニングKC)
読了日:4月7日 著者:
ぷちます!(5)オリジナルアニメDVD付き限定版 (電撃コミックス EX)ぷちます!(5)オリジナルアニメDVD付き限定版 (電撃コミックス EX)
読了日:4月5日 著者:
海と毒薬海と毒薬
読了日:4月3日 著者:
花と奥たん 2 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)花と奥たん 2 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)
読了日:4月2日 著者:

読書メーター

ビブリア古書堂の事件手帖 1 三上延

2013年20冊目

「貴様の好きな作品を剛力彩芽主演で実写化するぞ!」

という謎の脅し文句が生まれた原因と言っていいこの作品。 でも、ここまで強烈にネガティブな反応が世の中に溢れかえるのは原作の熱狂的なファンがおおいからこそ! とおもい、kindle版が安くなる瞬間を虎視眈々と狙い、許容範囲まで安くなっているのを確認したので購入。 kindleで本の選び方が完全に変わったわ……。

さて、肝心の内容は、本が読めない体質の主人公が、ひょんなことから古本屋で働くことになり、古書店の美人文学少女店長と本にまつわる事件を解いていくという、ミステリっぽいつくり。 文学少女シリーズの一般向け版といった趣。

これはメディアワークス文庫ででたから成功したんじゃないかなぁ。 表紙の栞子さんが超魅力的。これ、表紙がこれじゃなかったら、ここまで話題にもならずに、売れなかっただろうし。電撃からでてたらだめだっただろうし。新潮文庫だったらだめだろうし。

たしかに面白いんだけど、同時に平凡でもある。 マーケティング戦略の圧倒的勝利の作品だとおもった。

3月に読んだ本

2013年3月の読書メーター
読んだ本の数:13冊
読んだページ数:1617ページ
ナイス数:16ナイス

ゲーム制作者になるための3Dグラフィックス技術 増補改訂版ゲーム制作者になるための3Dグラフィックス技術 増補改訂版
読了日:3月30日 著者:西川 善司
苺ましまろ 7 (電撃コミックス)苺ましまろ 7 (電撃コミックス)感想
かわいいは正義!もう、圧倒的に
読了日:3月29日 著者:ばらスィー
グーグルの72時間: 4グーグルの72時間: 4
読了日:3月22日 著者:
坂本ですが? 1 (ビームコミックス)坂本ですが? 1 (ビームコミックス)感想
坂本、素敵すぎる。きゅんきゅん
読了日:3月21日 著者:佐野菜見
キューティクル探偵因幡: 1 (Gファンタジーコミックス)キューティクル探偵因幡: 1 (Gファンタジーコミックス)
読了日:3月20日 著者:もち
終焉ノ栞 (MF文庫J)終焉ノ栞 (MF文庫J)感想
手のつけられない中二病患者を見た
読了日:3月20日 著者:スズム,さいね,こみね
ドリフターズ 3 (ヤングキングコミックス)ドリフターズ 3 (ヤングキングコミックス)感想
ふむ、黒王はキリストか?
読了日:3月18日 著者:平野 耕太
ガガガ文庫 人生(イラスト完全版)ガガガ文庫 人生(イラスト完全版)
読了日:3月17日 著者:川岸殴魚
ちはやふる(20) (BE LOVE KC)ちはやふる(20) (BE LOVE KC)感想
先生になりたいですってところでおもわずうるっときた
読了日:3月16日 著者:末次 由紀
ULTRAMAN 2 (ヒーローズコミックス)ULTRAMAN 2 (ヒーローズコミックス)
読了日:3月16日 著者:清水 栄一,下口 智裕
ULTRAMAN(1) (ヒーローズコミックス)ULTRAMAN(1) (ヒーローズコミックス)
読了日:3月16日 著者:清水栄一,下口智裕
よつばと! 12 (電撃コミックス)よつばと! 12 (電撃コミックス)感想
このおっさんたちはほんと楽しそうだよなー。あと、しまうーが好き
読了日:3月9日 著者:あずま きよひこ
南極点のピアピア動画南極点のピアピア動画感想
予想していた以上に面白かった。あー、ニコニコ学会はこっちにいきたいのねーとも
読了日:3月6日 著者:野尻 抱介

読書メーター

海と毒薬 遠藤周作

2013年19冊目

海と毒薬

海と毒薬

Kindleの偉大さは「安かったから」という理由で、こういう古い名作を再読するチャンスをわりとカジュアルに与えてくれるというところだ。

というわけで、久しぶりにこういうのを読んだ。 遠藤周作の作品は「沈黙」と「深い河」を学生時代に読んですごい衝撃を受けた。

沈黙 (新潮文庫)

沈黙 (新潮文庫)

深い河 (講談社文庫)

深い河 (講談社文庫)

純文学という堅いイメージとは裏腹に、すごく読みやすい平易な文章で、「神とは何か」というよう重いテーマを書いていて、当時とても影響を受けた。 「彼は醜く威厳もなく」という聖書の一文がえらい頭に残っている。

さて、「海と毒薬」は戦時中に九州帝国大学で、アメリカ人捕虜の生体解剖実験を行った事件があり、これをモデルにした創作である。 戦争という時代のなかで、しかし、戦争とはあまり関係なく、医局の権力構想や、登場人物の心理的な興味など、様々な思惑から淡々と進められ、死んでいく。残酷でありながら、人の命とはなんなのかという問題を突きつけてくる作品であった。

ゲーム制作者になるための3Dグラフィックス技術 増補改訂版 西川善司

2013年18冊目

ゲーム制作者になるための3Dグラフィックス技術 増補改訂版

ゲーム制作者になるための3Dグラフィックス技術 増補改訂版

仕事では3Dのゲームを作っているのだけれども(僕はあまりプログラムは書かない)、プログラマや3Dデザイナの言ってる言葉が理解できないΣ(゚д゚lll) ……というweb屋あがりのスマホネイティブアプリ開発屋の悩みは深いのです。 3DCG技術を理解するには、3DCGのコードを書くのが一番手っ取り早い。しかし、もうなんかそんな工数が取れないし、そうやって僕が3DCGをちょこまかと覚えていくよりも、時代が先に進んでいく方gあ圧倒的に早いというのが正直悩みの種だ。

そんな、微妙な立場の現場のリーダーがてっとり早く3DCGに関する基礎から、最近のトレンドまでを手っ取り早く理解するのにうってつけの本がこれ。

素晴らしいのはフルカラーで写真が豊富、説明は丁寧でわかりやすく、なにより数学もプログラムもほとんどまったく出てこない!

なにより、純粋に興味深い内容なので、3Dゲームに関わってるけど、3DCGはよくわからないんだよなーという人はみんな読んだほうがいい。

グーグルの72時間

2013年17冊目

東日本大震災の、そのときGoogleはどうしたかと言った話。 ISP勤務という職にあった僕は、これを読んでなんだかすごく複雑な気持ちとなった。

あの時のことを思い起こすと、まずはどうやって自分たちが家に帰るかばっかり考えていた。

一方Googleは、自分たちが何をできるかを考えてそして実行した。 パーソンファインダーをつくり、震災関連のニュースを垂れ流すサイトを作った。 ほかにもまだまだたくさんのサービスを凄い勢いでつくり、世に出して言った。

同じような技術で飯をくっているのに、この差はどこで生まれてきたのだろう。 なんだかすごく自分たちが卑小なものに思えてすごく恥ずかしい。 弊社はお客様からのご指摘をいただくまで、サイトに広告を張りっぱなしにしていたくらいだしなぁ……。

Googleは優秀な人、とびきり頭の良い人たちを採用していることで有名だけれども、その地頭の良さや、リーダーシップ、自分で考えて行動するという点が決定的な差になっているのだろう。 阪神淡路大震災のときに海外に住んでいたので、そのときの経験がないというのも言い訳にはできる。 それでもやはり、自分にできることは何か? ということにまったく考えが及ばなかったことはやはりすごく恥ずかしい気がする。

いろいろ考えていると、どうも外部要因に理由を求めてしまう。 でも、しかし、その瞬間に自分たちにできることを考えられなかったことは変えようの無い事実で、その事実を突きつけられて責め立てられているような、そんな気すらしてくる。

そんな、どうしようもない感情のおかげで様で、その後に雨後の筍よろしく「自分たちにできること」系のアレやこれやに形容しがたい嫌悪感があったりするのでした。テヘペロ