しまったー。大塚英志の名前につられて買ってみたら何コレ！？
「うわ！俺、今三文小説読んでるよ！！」
と意識しながら小説を読んだのは初めてでした。
謎の怪談専門の小説家くもはちとのっぺら坊の挿絵画家むじなが繰り広げるすこし奇妙な物語……
という話なのだが、この面白い設定がまったく活かせてない。
べつに、のっぺら坊じゃなくていいじゃん！ っていうのが最大の感想。
明治期の有名人が節操なく出てくるのはちょっと面白かったが、ただ出てきたといった印象。
所詮は大塚英志も大学講師か
- 作者: 大塚英志
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2005/12
- メディア: 文庫
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