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名称未定ドキュメント"Que"

hidesukeの読書感想文

グーグルの72時間

読書

2013年17冊目

東日本大震災の、そのときGoogleはどうしたかと言った話。 ISP勤務という職にあった僕は、これを読んでなんだかすごく複雑な気持ちとなった。

あの時のことを思い起こすと、まずはどうやって自分たちが家に帰るかばっかり考えていた。

一方Googleは、自分たちが何をできるかを考えてそして実行した。 パーソンファインダーをつくり、震災関連のニュースを垂れ流すサイトを作った。 ほかにもまだまだたくさんのサービスを凄い勢いでつくり、世に出して言った。

同じような技術で飯をくっているのに、この差はどこで生まれてきたのだろう。 なんだかすごく自分たちが卑小なものに思えてすごく恥ずかしい。 弊社はお客様からのご指摘をいただくまで、サイトに広告を張りっぱなしにしていたくらいだしなぁ……。

Googleは優秀な人、とびきり頭の良い人たちを採用していることで有名だけれども、その地頭の良さや、リーダーシップ、自分で考えて行動するという点が決定的な差になっているのだろう。 阪神淡路大震災のときに海外に住んでいたので、そのときの経験がないというのも言い訳にはできる。 それでもやはり、自分にできることは何か? ということにまったく考えが及ばなかったことはやはりすごく恥ずかしい気がする。

いろいろ考えていると、どうも外部要因に理由を求めてしまう。 でも、しかし、その瞬間に自分たちにできることを考えられなかったことは変えようの無い事実で、その事実を突きつけられて責め立てられているような、そんな気すらしてくる。

そんな、どうしようもない感情のおかげで様で、その後に雨後の筍よろしく「自分たちにできること」系のアレやこれやに形容しがたい嫌悪感があったりするのでした。テヘペロ