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名称未定ドキュメント"Que"

hidesukeの読書感想文

とある飛空士への恋歌 5 犬村小六

読書

とある飛空士への恋歌 5 (ガガガ文庫)

とある飛空士への恋歌 5 (ガガガ文庫)

名作の条件のひとつには長くなりすぎずに終わることっていうのが絶対にあるとおもう。
この話だって、きっといつまでもだらだらと続けようと思えば続けられる題材であった。
実際、10巻くらいまでは続くんだろうなぁ……と思っていた。
けれども、この5巻で完結。
少し物足りなくも、もったいなくも感じるけれども、このなんとも言えない飢餓感が、名作を名作たら占めているのかもしれないね。


お家復興物語でありながらも、恋のものがたり。
青年たちは多くのことを経験して、多くのものを失って……その上で立派に成長し、貪欲に前に進む。そんな力に満ち溢れた物語だった。


そうそう。まさに王道。
奇をてらわない王道のどっしりとした面白さ。ラノベらしくあり、その頂点のひとつだとおもう。