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名称未定ドキュメント"Que"

hidesukeの読書感想文

バッカーノ! 1931 鈍行篇

読書


ライトノベルのいいところは、文章の上手下手じゃなくてお話が面白いか、面白く無いかで評価されるところだと思う。
バッカーノなんてそのいい例だ。
1931 鈍行篇は著者のデビュー2作目。
はっきり言って文章力は拙い。
「……」が多用されて、ひっきりなしに登場人物が増え続ける。
描写が洗練されていないためその状況を掴み難い。
正直、文章としてみたら最低だ。ぷろ小説家として下手にもほどがある。


だ・け・ど
そこに描かれている世界はヒャッハッ!サイコウだぜヒャッハッ!
舞台は1931年、アメリカ。超豪華大陸横断特急『フライングプッシーフット』号の中に3つの悪と1つのバカップル。
あと何人かの不死者が乗り合わせたことによって起こるドタバタの悲劇であり、喜劇である。
前作を上回る勢いで多くの人物が登場し、書ききれなくなった一部は次の「特急篇」で描かれるという変則的な構成。
だれがわるい奴でだれがいい奴だかよくわからないけれど、どいつもこいつもキャラが立っていて面白い!


おそらく、僕はアニメを見てから読んだからストーリーの全貌が分かっていて、読みやすかったのかもしれない。
ああ、アニメ化スタッフ、本当に原作の空気を全く壊さずにさらに面白いものへと昇華させてやがる……
とアニメバッカーノ!の凄さを思い知りながら楽しく読み終えました。
さてさて、次は特急篇でヒャッハッ!