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ゴーゴーカレーでロースカツビジネスルー増し頼んでキャベツを4回おかわりするブログ

リーンソフトウェア開発と組織改革 Mary and Tom Poppendieck

リーンソフトウェア開発と組織改革

リーンソフトウェア開発と組織改革

いま、Aimingさんで隔週で行われているAgile Game Development With Scrum 読書会*1に参加しているのですが、その7章でリーンやトヨタのカンバン方式について触れられていて、これがぜんぜんわかんなかった。で、リーンについて学ばなきゃ! とおもって、最近でて評判のよかった本書を手にとったわけです。

結論:すごくおもしろい本だったけど、リーンのことについてはわからなかった。。。。

リーンを学ぶための最初の一冊としては激しく不適切だった。リーンについてある程度知っている人向けの内容。
しかし、分かる部分はすごく納得できるし、なにより、著者の豊富な経験からの示唆にとんだ話が多く、面白い内容ではあった。

……ちょっとリーンの入門書を読んでからもう一回チャレンジしよう。
リーンスタートアップ*2あたりがいいっすかね?

*1:[asin:0321618521:detail]

*2:[asin:4822248976:detail]

The Indifference Engine 伊藤計劃

The Indifference Engine (ハヤカワ文庫JA)

The Indifference Engine (ハヤカワ文庫JA)

伊藤計劃の残した短い作品や、書きかけの作品などを集めた短篇集。
虐殺器官*1の基となった作品が掲載されていたのだが、それがあの虐殺器官になったと思うと、そのブラッシュアップのしかたには強烈なものを感じる。
全然違う。言葉が研ぎ澄まされていく感じ。
ここに集録されている作品群もそれだけで、普通に面白いのだけれどお、そこから更に、まさに"磨きを"かけて行った感じが凄い。研ぎ澄まして、研ぎ澄まして、研ぎ澄ませていく努力と、アウトプットを思うと、本当に人類は大変な人を失ったのだと思う。

*1:[asin:4150309841:detail]

小さく賭けろ! ピーター・シムズ

小さく賭けろ!―世界を変えた人と組織の成功の秘密

小さく賭けろ!―世界を変えた人と組織の成功の秘密

隣の席の人が原著を読んで面白いといっていたのを覚えていて、で、最近日本語訳が出たと聞いて、積んでおいたのを消化した。

最初から重厚長大な計画やアイディアを持って、そのとおりにやっていくのではなくて、小さな実験(=賭け)を繰り返して、失敗してもそこから学びとりながら、軌道修正しながら大きな成功を収めましょうと言う話を、大量の例とともに書かれた一冊。
いろいろな事例が載っていて、読み物として大変面白かった。

デュラララ!! x11 成田良悟

こんんだけ話があっちいったりコッチ行ったりすんのに、なんとなくまとまってるのは凄いなぁ。
そして、また続く……