名称未定ドキュメント"Que"

ゴーゴーカレーでロースカツビジネスルー増し頼んでキャベツを4回おかわりするブログ

いつまでもデブと思うなよ

いつまでもデブと思うなよ (新潮新書)

いつまでもデブと思うなよ (新潮新書)


全てのピザ*1に捧ぐ!


著者の岡田斗司夫氏は漫画夜話とかにでてくるアノ人だ。
オタク評論家(?)でがエヴァンゲリオンで有名なGAINAX設立の立役者だ。
昔、僕は伊集院光と岡田氏は同一人物だと思っていた。
ま、それくらい、氏は太っていた
それがどうだろう? なんと氏は1年間で50kgの減量に成功したそうだ! スゴイ!
氏のブログにその変遷を表す写真がのっているけど、別人!
http://putikuri.way-nifty.com/blog/2007/09/916_7d80.html
なんか、最近の写真はちょっとカッコイイ! 太っているほうが若くは見えるけど、やせてるほうが断然いいな……。


この本は、タイトルの通り、岡田氏がいかにして痩せたかについて描いてある本である。
そのダイエット方法は『レコーディングダイエット』。
簡単に言うと食事の全記録を取るだけで痩せてしまおう! というなんともモノグサな方法だ。
岡田氏は著書の中で繰り返しこう述べている

レコーディングだけでやせられるなんて感激だった。今までいかに「太るための努力」を怠らずに熱心に続けてきたか、と思い知らされた。

と。


そうそう、デブは太るためのたゆまぬ努力を続けているのだ! 意思の力でダイエットできるのならば誰も太ったりはしない!
ああ、なんと心に響く言葉。
現在、僕は身長183cm、体重110kg。まさにデブ。
ピザは黙ってろ! と言われると黙るしかない状況だ。


この本は説得力がある。
まず、序盤で既存のダイエットについて語られる。つぎにデブであることのデメリット。
このデブのデメリットがとても心に響いた。そりゃ、身体に悪い事はわかってる。デブは病気と同意と言っても過言ではない。
だから、デブは健康によくないですよーーとか書いてあってもデブの心には響かない。だってそんな事知ってるもん!*2
しかし、この本はデブのデメリットに関して社会的な立場から述べられている。デブのデメリットというよりもデブというキャラのデメリットについて書かれている。
これは、納得。スゴイ説得力。


それから実際にレコーディングダイエットについて書かれている。
レコーディングダイエットに関しては実際に本書を読んで欲しい。
本当に簡単。レコーディングするだけ。でも、これ、スゴイ! 食べ物に関する意識が変わるわ。


電車の中で読んで感化されて、持ち歩いているだけで全く使っていないほぼ日手帳に体重&食事をざざっとメモってみた。
うわ! 喰っとるな!!
と、びっくりする。 食べ物のカロリーも気になり始める。今日の昼飯、AMPMのミックスノリ弁 1005kcal。
唖然。
全然そんなの気にした事無かったよ……。


一日、メモとって分かった事。 それは
レコーディングするのは楽しい!
ということだ。
なんだろう、ゲーム感覚? ビンゴをしているような感覚になる。
とりあえず、本に従って続けてみよう。
まず目標は80kgかなーー。



ついでに、レコーディングダイエット支援CGIを作り始めましたw
これは出来上がったら大々的に公開するよてい☆

*1:ネットスラング。デブのことを「ピザ」と呼ぶ場合がある。ある映画で「ピザでも食ってろデブ」というセリフがあり、それが電子掲示板などで改変・省略されるうちに「ピザ」という言葉自体が「デブ」を指すようになったとされている

*2:あれだ、煙草吸う人に煙草は身体に良く無いというのと同じ理屈。