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ゴーゴーカレーでロースカツビジネスルー増し頼んでキャベツを4回おかわりするブログ

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バッテリー〈6〉 (角川文庫)

バッテリー〈6〉 (角川文庫)


Amazonで「バッテリー」で検索したらバッテリーの方を引き当てたのは秘密だ!


さて、映画化もされ超絶映画批評で35点という評価を受けた本作ですが、文庫版がついに堂々の完結です。
どんな話かと聞かれると、「生意気で天才肌の中学生ピッチャーが仲間とぶつかりながらも成長したりしなかったりするお話」という説明がぴったりくるのではないだろうか?
そう、くそ生意気な主人公は結局成長したんだか、してないんだか分からない。
でも、彼の女房役であるキャッチャーの豪は確実に成長したし、ライバル校の面々も主人公「巧」のおかげでおおいに成長した。
つまり、周りを巻き込み型迷惑主人公の典型といえる(マテ


かなり斜からの解釈だけれども……
児童文学としてはかなり面白い。中学生や高校生あたりが読んだらとても面白いのではないだろうか?
おばちゃんたちくらいしか女性が出てこない硬派な感じもなんだかいい感じだ。
なんといっても、作者のどことなく柔らかい感じのする文章が心にしみいる。


とても読みやすく面白い作品なので、一気に読んでみてはどうだろうか?