- 作者: 吉岡直人
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2012/11/05
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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(主に)日本のトップゲームクリエイターの人たちが(基本的に)一人見開き2ページ分のエッセイを書いて集めた1冊。
正直な話それ以上でも以下でもない。
いや、ゲームクリエイターになりたい若者が読んでモチベーションを高めたり、あこがれを抱いたりするためのきっかけとしてはすごくいい一冊なのだけれども。
実際に現場でもがいて苦しんで、なんらかのヒントを求めている人には要らない。
見開き2ページという少ないページ数のせいか、みんな言いたいことがとにかく研ぎ澄まされ、結果としてなんだか同じような主張が延々と繰り返される一冊となってしまっている。
とんでもなく分厚くてもいいんで(電子書籍でもいい)、これに起稿した一人ひとりにそれぞれまるまる一章を書いてもらったような本を読みたい。それこそ、デジタルゲームの教科書のような。
デジタルゲームの教科書 知っておくべきゲーム業界最新トレンド
- 作者: デジタルゲームの教科書制作委員会
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2010/05/15
- メディア: 単行本
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でも、そんな中とにかく印象に残ったのが砂塚佳成さんの「49 開発機材との付き合い方」
もう、とにかく自分の知らない世界がかかれていてすごく面白かった。
- 不安定電源に注意しよう
- 停電と通電回復には気をつけろ
- UPSのメリット
- ソフトウェアの不具合だけとは限らない
という、話である。ソフトウェア・エンジニアや企画をほいほいとやっている僕は全然しらないせかい!
そうそう、こういうのを読みたかったのです! それぞれの専門の、聞いたこともないような体験談をもっと、もっと!