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インタフェースデザインの心理学 Sussan Weinschenk

インタフェースデザインの心理学 ―ウェブやアプリに新たな視点をもたらす100の指針

インタフェースデザインの心理学 ―ウェブやアプリに新たな視点をもたらす100の指針

僕は今、スマホ向けのゲームをつくる仕事をしている。
その前はインターネットのテレビ番組表を作る仕事をしていて、さらにその前はお客さんがインターネットを使うためにプロバイダに申し込みするとかそういうシステムの開発をしていた。

共通するのは、人間のユーザがいること。

特にいまの仕事では、ユーザがどうすれば便利に使えるか、面白いと感じるかみたいな、使いやすやや面白さといった「感じ方」を考えなければいけない仕事をしている。

人が『感じる』というのはどういうことなんだろう。
目で見て、手で触れて、脳が処理する。
見かたや覚え方、感情、脳内でどう処理され得ているのか。どう情報を人間が分類しているのか。
そういったプロセスというのは、研究されてずいぶんわかってきている。
それをわかりやすくまとめたのがこの本だ。

原題は「100 Things Every Designer Needs to Know About People」。
人間について書かれた本だ。
すごくいい本。人とシステムとの関わりといった部分で仕事をしている人は全員熟読するべき内容。

惜しむらくはほんのタイトルがわるいかなぁ……
原題だと「デザイナー」に限定されているし、日本語版は「インタフェースデザイン」だ。インタフェースやデザインといった言葉に馴染みのある人じゃないと手に取らないだろう。
内容は人間がどう感じるかみたいな話なので、たとえば、僕の妻(郵便局のパートさんで和裁が趣味な腐女子)でも絶対に面白く読める。
デザイナーはもちろんのこと、プログラマや企画者、QAを刷る人、営業、それらの職場の管理職などなどすごく幅広い人が読んだほうがいい本なのに……。

じゃぁ、どういうタイトルだったらいいのかといわれると、やっぱりいいタイトルが思い浮かばない。。。
だから俺は読書感想文で絶賛して多くの人に読んでもらいたいぜ!

みんな、この本は必読! 本当に、大事なことがいっぱい書いてあるです!