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ゴーゴーカレーでロースカツビジネスルー増し頼んでキャベツを4回おかわりするブログ

リーダブルコード Dustin Boswell, Trevor Foucher, 角征典

リーダブルコード ―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック (Theory in practice)

リーダブルコード ―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック (Theory in practice)

より良いコードを書くための
シンプルで実践的なテクニック

良いコードってなんぞ。
大学に入って初めてプログラミングを始めたから、コードを書き始めて11年。
本格的に書き始めたのは学部4年からで、大学院を修了するまでは、ただがむしゃらに、とにかくコードを書いていた。
会社に入った最初の2年は良いコードとは何か? なんて考える事もないし、周りの環境もそんなことに頓着するような環境じゃなかった。
3年目で部署異動して、我が師 id:screwbound さんのチームに入ってから、そこではじめて良いコードを書くことを意識させられた。テストを書くことから始まり、命名規則、DRY原則デザインパターンソースコード整形……今となっては良いコードを書く基礎の基礎から、教えてもらったというか、「見て盗め」「ググレカス」「糞コード書くなボケ」の精神で叩きこまれた。
つまり、良いコードというものを意識し始めてから4年、良いコードを書く方法はいまだにわからん。

いろんな流派があって、いろんなコーディング規約があって、コレがいい、アレがいいといろんな流派がある。
最近では、新しいプロジェクトが始まるときに、コーディング規約を定義する場合、「意図が明確でDRY原則を守ったコードかいとけばOK」くらいのことしか言わなくしてる。ぶっちゃけC#わからんし! ハンガリアンだけはやめてくれ。
そんくらいしか言えない程度に、良いコードの書き方なんてわからん! という状態になっていた。

そこで、リーダブルコードである。
本書では、プログラミング言語を選ばない、読みやすいコードを書くための方法を、本当に簡単に書いてある。すぐに実践できる。でも、難しい。
変数の名前やスコープに注意しよう、工夫しよう。巨大な式は分割しよう。無関係な下位問題は抽出しよう。コメントには気をつけよう。などなど、本当に基本的な事だし、簡単なこと。
でも、実践してみると難しいことがよく分かる。本当に多くの練習をしないと行けないことが書いてある。
でも、実践するのに、何か特別な用意は必要なく、ハードルは低い。確実に効果もあるだろう。

意識することが大事で、まずは意識して実践していこう。
たぶん最初は上手にできないけれども、それでも継続して練習していってもっと良いコードを書きたい。
もっといいコードを書きたいのだ。