ここ1年くらいの間、一番使っている言語はjavascriptです。
某webサービスのスマートフォン対応のためにSenchaTouchを選んだ辺りから地獄のJavascript道が始まり、次はDeNAのngCoreでjavascriptでゲームを作り、興味が湧いたのでnode.jsでweb socketプログラミングを愉しんだ。さいきんではUnityの勉強で、またここでもjavascript書いている。
さて、javascriptは大変気持ち悪い。
バッドノウハウの塊みたいに感じる。
Javascript the good partsとか読んだけど、やっぱりよくわからん。もやもやする。はまりポイントが多い。バッドノウハウだらけで嫌だ。仲良くなれる気がしない。
JavaScript: The Good Parts ―「良いパーツ」によるベストプラクティス
- 作者: Douglas Crockford,水野貴明
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2008/12/22
- メディア: 大型本
- 購入: 93人 クリック: 1,618回
- この商品を含むブログ (182件) を見る
気持よくプログラムを書けない……。
そんなもやもやした気持ちとは裏腹に世の中はどんどんjavascriptだらけになっていく。仲良くなれそうにはないけど、付き合っていかなくてはいけないのだ。
そんななか、Ruby on Rails 3.1がcoffeescriptをデフォルトでサポートしはじめた。
なに? coffeescriptだとぅ。
なんか、こんなサイトまである。
http://doihavetousecoffeescriptinrails.com/
また新しい言語覚えるのかよめんどうだよ……
と思っていたんだけど、いざ書いてみると、あれ? これすごくよくね??
あ、なんかカッコが少なくなってすっきり……。あ、きちんとスコープがある。あ、コンパイルするからくだらない(しかし発見するのが非常に面倒くさい)書式のミスとか発見しやすくなる。vimのプラギンがある! 可読性が高くなる!!
\( ゚∀゚)/<ヒャッホーーーーーーーイ!
というわけで、coffeescriptは絶対に使ったほうがいい。
javascriptを知っている人であれば2時間も練習すればスラスラ書けるようになります。
公式サイトを参照にするのもいいですが、kayakさんのブログがよくまとまっていてとっつきやすいです。
日本語のリファレンスサイトと、ちょっとした本のようなサイトもあります。
これだけ読めば充分です(`・ω・´)シャキーン
私はまず、node.jsのプログラムをcoffeescriptに書きなおすという練習を行なってんですが、これがすごくよかった。
自分で書いたJavascriptに比べてcoffeescriptがいかに簡潔に書けるかをいきなり実感することになりました。
しかも、 いままで node program.js とかって言って実行していたプログラムが coffee program.coffee とかで実行できるのも大変素敵です。
Ruby on Rials 3.1 を使っているなら絶対にcoffeescriptを使うべきだ。
app/assets/javascripts/ 配下にcoffee scriptを配置しておけば、自動でコンパイルして public/assets/javascripts/ 配下にコンパイル済みjsが配置されます。
さらに gem で jasmine-rails を入れて、coffeescriptのテストも書けば更に幸せに!
当然テストもcoffeescriptで書けます。
guardで自動テストも可能。
もう、CoffeeScript使わない理由がないじゃない。
jasmine-rails + gurad でBDDな話はまた今度書きます(本体のコードを変更したときに、コンパイルまで自動でできるけどテストが自動で走らないという状況ではまってるので、それを解消できたら……)
というわけで、coffeescriptはjavascripterの福音となり得ます。
簡単だから、試したほうがいいですよ!