- 作者: 有川浩,徒花スクモ
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2011/06/23
- メディア: 文庫
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とりあえず、ここまでで一段落。別冊があと2冊くるけど。
いや、もう、最初からベタ甘。
自分の気持ちや堂上の正体に気付いた郁のあたふたっぷりがすばらしいラブコメです><
とは言え、です。
今回はまた面白かった。タイトルに『革命』とつくように、最終的には革命への一歩を踏み出すことになる。
しょっぱなから原子力発電所へのテロから始まる。
そのテロが、とある作家の小説に酷似しているため、その小説が教科書として使われたのではないかと言われ、小説家がメディア良化委員会に身柄を拘束されそうになる。
そこで、図書館が作家を匿うというストーリー。
図書館も一枚岩ではなくて、いろいろな派閥があり、裏切りに次ぐ裏切り。
今回は、まさしく敵は身内にあり。という感じ。
てか、しばさきがえらいかわいくなっていた。。。
このとんでも設定のなかで、圧倒的なリアリティを生み出すこのシリーズは本当に凄い。
エンターテイメントとはこういうものなんだなぁ。