- 作者: 西尾維新,VOFAN
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/06/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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読む前
僕らが大好き撫子ちゃんの巻だワーイヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノワーイ
読み始めたあと
( ゚д゚)゚д゚)゚д゚)゚д゚)゚д゚)
というわけで、すごかった。
【バレ】『囮物語』発売で撫子スレがお通夜状態に・・・という記事がやらおん! に書かれるくらいだ。
西尾維新で衝撃だったのは、戯言シリーズで姫ちゃんが、物語も半ばで殺されてしまうしまうってやつがあったけれども、この巻はのっけからそれに次ぐレベルでの衝撃がはしった。
あとがきに
千石撫子ちゃんがとことん可愛いだけの小説です。強いて言うなら、可愛さとは何かということを問いた小説だと言ってもいいでしょう。
とあった。たしかに、この小説は「可愛いとは何か」についてよく考察してある。
たとえば苺ましまろは「かわいいは正義」というあの天真爛漫で、ほんとうにみててぽわわ〜〜んとしつつ、ミウウザッ! というのがアクセントになって、やっぱりかわいいは正義ですよね〜というところに落ち着いている。
しかし、今回はどうだ。
可愛いは正義、ただし悪辣。みたいな悪意ともとれるメッセージがふんだんに込められている。
可愛いだけってのは、深読みすればそれだけイライラさせられる。
カマトトぶり、ぶりっ子。そういうのはたしかにかわいいけれどもそれはむかつくよ。という。
撫子と月火のやりとりが強烈だ。
それが結果てきにこのお話になっていると。
たしか、他の巻で、大学生になった暦とかでてきたり、扇ちゃんが男だったり女だったりするので、なんかパラレルワールド or 繰り返し系かな? とおもうんだけど、まだ全貌が見えない。
つぎは12月。待ち遠しい。