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ゴーゴーカレーでロースカツビジネスルー増し頼んでキャベツを4回おかわりするブログ

獣の奏者 I闘蛇編 II王獣編 上橋菜穂子

獣の奏者 1闘蛇編 (講談社文庫)

獣の奏者 1闘蛇編 (講談社文庫)


獣の奏者 2王獣編 (講談社文庫)

獣の奏者 2王獣編 (講談社文庫)


読み始めたら止まらないぐいぐいよんでしまった!
アジア風ファンタジー。
作者は精霊の守り人シリーズの上橋菜穂子


うーん。あらすじを書くのは結構しんどいので割愛。


この話の魅力はよくよく作りこまれた世界観。
そして、その中で語られる主人公の成長の物語。
それと、もうひとつの軸で語られるドロドロの政治劇。


SFとかファンタジーとかって、何が面白いかというと、その世界観が面白いわけではなくて、その作りこまれた世界の中で繰り広げられる登場人物達のドラマだと思うわけです。。
僕たちが生きている現実とは違う現実の世界のなかで、その世界ならではの問題や悩みそれに対して登場人物達が真剣に考え行動する。
そして、そこに生きる人々の生き様。それがいきいきと描かれている。
だからこの作品は、読み出したら止まらない面白さがあった。


よーく考えると、自分の好きなSFやファンタジー作品ってそういうのが多くて、劇場版パトレイバー2とか、攻殻機動隊とか、この間みたイヴの時間とか、十二国記とかそういうのはすべて、作りこまれた世界観の中で、その世界特有の問題について描かれてるものだ。


いやー、すごく面白かった。
次は守り人シリーズよむぞー