- 作者: 水市恵,029
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2011/09/17
- メディア: 文庫
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某所の反省会のときにサインいただきました。わーい
さて、水市さんの新シリーズはドラゴンライズ。昇竜ではなくて、嘘つきドラゴン(嘘ドラと命名)です。
人型に化ける事ができる竜が人間を襲うので人間はギルドを作って抵抗してます。ヒロインの両親は竜に殺されたので、ヒロイン姉妹は竜への復讐を目指しています。
と、まぁ、こんなお話。
超序盤で、主人公が鬼ごっこを知らないとか、力は強い癖に武器での戦い方をしらないとか、そのへんのくだりで「主人公はドラゴンなのね、はいはい」というあたりが読めてしまったので、のこりの3分の二は答え合わせ編みたいな感じ。
二巻移行はかわなくていいかなぁ。
こういう、剣と魔法のファンタジーは多くあるけど、どうも、魔法に関して違和感がある。魔法なら魔法で、一から十まで魔法に徹すればいいものを、石を投げてその上を歩いて滞空時間を稼ぐとか、そのへんが激しく直感に反して、そこがひたすらひっかかって辛かった。もう、それはトベルーラでいいじゃないか。
その地味な小細工の存在意義がわからなくて、そこが激しくマイナスポイントになってしまった。
あと、次巻を読みたくなるような同期に乏しいのも残念。。。
次のシリーズに期待する。