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名称未定ドキュメント"Que"

hidesukeの読書感想文

図書館危機 有川浩

読書

アニメはこの巻までだったのかー。

有川浩作品はべた甘と言われるし、事実そうだし、このblogでもべた甘と何回も書いているけれども、それだけが魅力なのじゃなくて、登場人物の"熱さ"もかなりの魅力だとおもう。
守るべきもの、それが思想であったり、人であったり、想いであったり様々だけれども、守るべきものを守るという登場人物の熱さが、とくに図書館戦争の魅力のひとつだとおもう。

この巻ではいろんなものを守ってきた。
まずは、小牧の恋人、耳の聞こえない毬江を痴漢から守った。
手塚を(昇進の危機から?)柴咲がまもった。
堂上は常日頃から郁を守っているし、図書隊のみんなは表現の自由を、本を読む自由を守ろうとしている。
今回は、県展の作品をまもった。
そして、稲嶺司令が図書隊を守る。

何かを背負って戦う人たちの物語というのはそれだけで、胸を打たれる。
戦って、勝って、もしくは勝てなくて、でも、その後ろで守った多くの者たち、それを見せつけられるような場面では胸が熱くなる。
その、熱い、熱い、熱い展開を毎回毎回上手に演出しやがって、このシリーズは本当に完全無欠の面白さではないか!