- 作者: 宮城谷昌光
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2009/10/09
- メディア: 文庫
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まちゃみちゅさんごくしー。
この人の三国志は「三国志演義」ではなくて「正史 三国志」ですな。
小説というより、歴史書。
膨大な量の資料にあたり、権力の中枢を軸に丁寧に書いてある。
……書いてあるのだけれど、登場人物が膨大で、もはや誰がだれやら^^;
しかも、出てくる人にまつわるエピソードを適宜混ぜてくるので、時代が前後して、もはやよくわからんw
というわけで3巻は黄巾の乱〜董卓の跋扈、討伐の開始という感じ。
皇帝という制度を守る、という縛りがいろいろややこしくしているような感じ。
しかし、それこそが徳であり、正義の時代だったんだろうなぁ
出てくる登場人物がどれも大丈夫で大変面白い。