"文学少女"と恋する挿話集２ 野村美月

“文学少女”と恋する挿話集 2 (ファミ通文庫)

ざんねんながら琴吹ななせさんは病気です。
ツンデレという病気です！

　だ　が　そ　れ　が　い　い　！　！

あー、もう。ななせかわいいよ。ななせ。
恋して盲目、妄想の中ではデレデレだというのに、いざ好きな人、心葉の前では、もう凶悪強烈なまでのツンツンっぷり。
これは、もう、人が死んでもおかしくないレベル！

まぁ、この巻は挿話集なので、ななせと心葉の恋の行方も、遠子先輩との行く末も、本編の方で解決しているので、ある意味安心してよめる一冊。

あとがきにこうありました

「ななせは、井上心葉の物語のヒロインではなかったけれど、琴吹ななせの物語の主人公なんですよね」

まさにこの本は、ななせの物語。
ななせの友人の森ちゃんの彼氏を語り部としてすえた、ななせの物語でした。

本の途中、途中にはさまれる「ある日のななせ　Nanase Note」がもう、ななせのかわゆさをガンガンおしあげる

クッキーを焼くことにしたよ！
ヽ(=´∇`=)ノ

井上、美味しいって言ってくれるかなー。
(@＾―＾@)

ハート型も作っちゃおう。
(//∇//)

suki、とか入れちゃったりして。
o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

甘いもの苦手だったら、どうしよう！
！Σ(￣口￣|||)

す、酸っぱいクッキーも作ろう。
あと、ショウガ入りのも。
q(・・q) )))((( (p;・・)p

できたー！
＼(*＾▽＾*)／

井上が、喜んでくれますように。
（；-人-;）☆

惚れてまうやろっ！

そして、このクッキーを渡すことができたかどうかは……

ななせ……愛らしいこ。