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名称未定ドキュメント"Que"

hidesukeの読書感想文

宵山万華鏡 森見登美彦

読書

宵山万華鏡

宵山万華鏡


いつもと雰囲気が違う!
ああ、これはきつねのはなし*1 *2 に似てる……とおもいきや、しっかりと夜は短しの文脈も受け継いでいる。

なんだろうこれ。森見ファンタジーの傑作なんじゃないのか?
笑いは少ないけれど、森見作品のエッセンスの、とくに世界観であるだとか、空気である打とか、雰囲気であるだとか。
そういったものが恐ろしいほどにギュギュっと濃縮されている。

帯に書かれている

怪奇、
痛快、
あったかい。

という文句の、とくに「あったかい」という部分に共感できる。


なんだろ、なんとなーく、すごーく、さらりとした読後感が夏らしくてよろしかった。

*1:[asin:4104645028:detail]

*2:[asin:4101290520:detail]