- 作者: 森美夏
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木島日記 中 (角川コミックス・エース (KCA125-4))
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大塚英志原作。
あってはならない昭和史
と帯にあるように、大戦前〜大戦初期にかけた舞台。
民俗学者である折口信夫を物語の中心においた、カルトと科学の漫画。
多重人格探偵サイコが一番勢いよく売れていたころに売られていた作品なので、僕らの見慣れた大塚英志節むんむんで大満足の作品。
民俗学xカルトx科学
この組み合わせはやっぱり面白い。
なんか、本当に"あり"そうな感じがしてくるんだよね。圧倒的な虚構とリアリティ。
一見相容れない要素に見えるけれども、逆にそれが作品に現実味を与えているんだろうなぁ
そういえば、京都では「先の大戦」といったら「応仁の乱」を指すらしいが、ここで言っている大戦は「第二次世界大戦」です。