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ゴーゴーカレーでロースカツビジネスルー増し頼んでキャベツを4回おかわりするブログ

"文学少女"と恋する挿話集1 野村美月

“文学少女”と恋する挿話集 1 (ファミ通文庫)

“文学少女”と恋する挿話集 1 (ファミ通文庫)


完結! 完結!


と涙をのみながら見送った大好きな作品が、なんとまさかのショートストーリー集を出すなんて!
こんなに嬉しい事はないですよ!


本編のあちらこちらを補完する形で書かれた作品。
"文学少女"の登場人物は、みんなどこか欠けていて、それをいろいろな文学を引き合いにだして優しく包み込む"文学少女"・天野遠子というヒロインからなるストーリーだ。
物静かな雰囲気と、食べ物のおいしさを語るように(実際に食べ物の例えでかたられるのだが)説明される数数の文学たち。
やっぱり、この本は小学校高学年〜中学生くらいに読んで欲しいさくひんだな。
いろいろな物語に触れるきっかけを必ず作ってくれるし、なによりも、この作品自体がとてもおもしろい。


しかし、でてくる登場人物がことごとくツンデレ要素をふくんでいるのは何事か。



てか、恋する挿話集1にはナナセが全然でてきてないじゃないか!
ナナセをだせ! ナナセはどこだ!!