- 作者: 竹宮ゆゆこ,ヤス
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2008/08/10
- メディア: 文庫
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修学旅行ー!
前の巻では、大河が竜児への気持ちに気付いてしまう。
そこから始まって、鈍い竜児はまわりが自分の事をどう思っているか何てまったく気付かず、
兎に角クリスマスにみのりんに降られたことをグジグジひっぱり……もうグダグダグダグダ
はっきりはしない物の、竜児の周りの人達が、竜児をどう思っているかというのがおぼろげに露呈して行く。
亜美は、自分の気持ちと、他人の気持ちがよくよく分かっているせいで、かえって何も出来ない。
ただただ、自分や竜児にいらだちを感じるし、実は一番意識して、竜児のまわりから手を引いてるんじゃなかろうか?
みのりんはどこまでも救われない。
大河が一番で、自分のことは二番。
だから、みのりんはどうしても幸せになれないし、そのせいで竜児を傷つける。
そして、物語の終盤、ついに大河の気持ちを竜児が知ってしまい……
ああ、このあと竜児はどうなるの!?
男子どもの前で、自分のふられ話を披露する竜児のシーンが最高だった。
なんか、自分たちの高校、中学時代にもそういう経験があるだけになおのことw