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名称未定ドキュメント"Que"

hidesukeの読書感想文

スカイ・クロラ

映画

http://sky.crawlers.jp/


D


公式に5分くらいのトレイラーがありますが、コレを見てから本編みたほうが分かりやすい。



というわけで、今日はデスマーチ中の仕事をほっぽりだして、押井守の最新作、『スカイ・クロラ』のジャパンプレミアを観てきました。
東京国際フォーラムはだめだ……会場が広過ぎて、音響がわるかったのが残念。
2階席だったのでスクリーンも遠かったしなぁ……。


原作は森博嗣
実は読んだ事無い。ので、原作を買ったので明日からは読む!

スカイ・クロラ (中公文庫)

スカイ・クロラ (中公文庫)



完全な平和が実現した世界。
キルドレと呼ばれる、思春期の姿のまま永遠に生きる子供達が「ショーとしての戦争」を戦う。


妹と観に行ったのだけれども、妹が「空が青いのが印象に残った」と言っていた。
ああいった戦闘機が戦う映画であそこまで青青とした空が描かれているものは確かにすくない。
その海よりも鮮やかで青い、白と青のコントラストのまぶしい空にキルドレ達が散って行く。
空を鮮血に染めながら。
その眼が痛くなるような鮮やかな色彩はすばらしいものがあった。
CG技術の進歩も目覚ましく、「あれ? 実写? CG? 手書き???」とまったくもって区別がつかないシーンが多々アリ。
すばらしい作画力に溜息がでました。


まったくの下調べなしで観たのだけれど、最初の1時間くらいは「菊池凛子かわえーー」と萌えていたのだけど、ふと「あれ? この映画のテーマはなんぞ??」とおもってしまった。
が、後半にかけてその世界観や人物関係が明らかになると凄い勢いでそのテーマが浮き彫りになって行く。
怒濤の伏線回収。
この人物達の悩みや問題、葛藤がまた押井らしい。
僕が押井が好きな理由は『架空の世界の中で、その世界特有の問題を考え、それに独自の解答を用意する』点。
この作品、答えらしき物は提示されてはいるけれども、たぶんそれは解答ではない。
何度も繰り返し、繰り返す。


ああ、すごい。映画らしい映画をみた。


声優に俳優を抜擢しているのだけれ、どうも加瀬亮が(下手すぎて)浮いていた印象。
しかし、思春期で無目的な感じを表現していると考えるとはまりやくなのかもしれん。
菊池凛子は素晴らしくハマっていた。
多分人によっては下手だ下手だと言うのかもしれないけれど、あの朴訥とした喋り方がいい味を出していた。
というか、超かわゆかった。