苺ましまろのスローガンが「かわいいは正義!」だったけれど、らき☆すたの面白さも結局は「かわいいは正義!」なんだろうな。
ストーリーを見ると……というか、ストーリー性があるのはらっきー☆ちゃんねるだけで、他はストーリー性なんて皆無。
ヤマ無し、オチ無し、イミ無しな展開が延々24話続くという、ある意味画期的な展開。
しかし、毎週楽しみに見てしまうのはやっぱり「かわいい」からだった。
淡々と繰り返される、ボケ過剰気味の禅問答のようなやり取り、かわいいきゃらのすっとぼけた感じ。
つかさの(わざとらしい)天然っぷり、かがみのツンデレっぷり、みwikiの(超)天然っぷり、こなたの変な奴っぷり
きゃわいい後輩達、かたみのクラスメイト、柊家の姉たち、みwikiの母、こなた父、母、ゆい姉さん
キャラの立ちまくった、アクの強いキャラクタが魅力のアニメシリーズだった。
その他大勢のキャラクタの声優が全部くじらか立木文彦が担当してるというのもこのアニメの特徴だろう。
その他大勢を徹底的に排除することで、メインのキャラを兎に角際立たせる。これも一つの新しい表現の試みだ。
このアニメ、嫌いなところが2カ所あって、一つはらっきー☆ちゃんねる、もう一つは後期のエンディングだ。
エンディングに関しては、最後までカラオケシリーズで行って欲しかった。
一回のエンディングは90秒。それが24回で2160秒 = 36分。
4人でカラオケ行けばだいたい1時間は軽く歌えるでしょ(てかゼッタイ足りなくなる)
たった36分なんだから、最後までしっかりカラオケシリーズでやってほしかったなぁ。白石の暴走は正直、みるに耐えなかった。
らっきー☆ちゃんねるはただ、もう、とことん黒くてさぁ……。もう、なんかやだったねぇ。
23話でゴットゥーザ様が出てきたのはかなり萌えた。
京都アニメーションの勢いを見せつけられた。
良くも、悪くも、ハルヒのインパクトは凄いんだねぇ……という感じ。Kanonのネタも若干まじってはいたけれど、やはりハルヒネタがふんだんに使われていたし、多分、その自信があるんだろう。かなりきわどいネタもバリバリ投下していた。
さらに言うと、視聴者層を超正確に把握している。
視聴者が重度のオタクであることを知っているからこそ、あれだけのネタを織り交ぜる事ができるのだし、これだけの人気を博すことができたのだろう。
さて、次の京アニ作品はクラナドです。
また、桁違いのクウォリティで俺達の涙腺を刺激してくれるんだろうねぇ
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