ハチミツとクローバー 10 (クイーンズコミックス―コーラス)
- 作者: 羽海野チカ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/09/08
- メディア: コミック
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おわっちゃった……
おわっちゃったよーー!
うわぁーーん。うぐ……えぐぅっ……
まさかそんな……そんな!
(以下ネタバレ)
結局誰も幸せにならないなんて!
いや、花本君は幸せなのか……な?
いや、森田さんとくっつくとばかり思っていたのに、竹本くんも森田さんもハグに振られて
自棄酒 -> 河原でおにぎり -> 青春の殴り合い
っていうコンボがよかった。
一番心に残ったシーンはラストのサンドウィッチの下りなんだけど、
二番目は「真山が君を好きになるスイッチ」の部分。
「押すとそのかわりリーダー(犬)が『一生暗い部屋に閉じ込められて、二度と誰とも会えなくなる』」
君はこのスイッチ押せる?
現実にはこのスイッチ簡単に押せる人は沢山いるんだろうけど、そんなこと出来ないといって泣く山田はかぁいいなぁ。
こういうちょこ、ちょこっとしたところからこの作品の優しさを感じる。
……っていうのもあるのだけど、物語を考える人として、こういう話を僕はゼッタイ思いつかないと思って、純粋にこの作者は凄いなぁと思う。
全10巻という丁度いい長さ。
そのなかで繰り広げられる青春の切ないストーリー。
ハチミツとクローバー
スゴイ名作でした。