- 作者: 谷川流,いとうのいぢ
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2004/07
- メディア: 文庫
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いったいこれはどういう偶然なんだ。誰か教えてくれ。
朝、俺が眠い目をこすりつつバイトに行く電車の中で読むための本を、その6冊の積み本の中からピンポイントで涼宮ハルヒシリーズを選んだのは単なる偶然かもしれない。
ところが、どうだ? 昨日は七夕で、一昨日読んだのは涼宮ハルヒの退屈。つまり、七夕の話が書いてある本だ。
で、昨日偶然手に取った一冊は涼宮ハルヒの消失。クリスマスの話と見せかけてしっかり七夕の話も出てくるじゃないか。
それだけなら、まだ偶然かもしれない。
でもな、帰りの電車の中で「消失」を読み終わって電車をおりた瞬間、俺のランダム再生で聞いていたiPodからTVアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」ED主題歌 ハレ晴レユカイが流れ出してきた。
ここまで来るともはや偶然なんて言えない。必然だ。
涼宮ハルヒの力が実世界にまで確実に影響を及ぼしているんじゃないのかと疑いたくなる。むしろ、そう願いたいほどだ。
小説の内容は涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)に並ぶ面白さで、なんとなく鬱陶しい感じのする古泉があまり活躍しない感じが凄くよかった。
でも、俺は声を大にして言いたい。
長門友希萌えー
ということだ。この話はアニメにはなっていない話であるが、確実に主人公は長門であり、長門のためのお話であり、かつアニメで長門に萌えた諸兄にとどめを刺して萌え殺すための内容であることは間違いない。対して長門に思い入れの無かった俺が言っているのだ間違いない。
ファンの心をつかんでやまない作者の的確な手腕にはただただ頭を足れて恐れ入るだけである。
いや、まじで、本当に、ムハッ!