- 作者: 西村淳
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/05/30
- メディア: 文庫
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前作面白南極料理人 (新潮文庫)が本当に面白くて、ちょっと本気で南極で越冬したくなって、今の専攻、就職先企業などで南極に行くためにはどうすればいいのかということを本気で考えたことがありました。うん、情報系だとちょっとお呼びでないよね。
前作は著者が第38次越冬隊として南極に赴いたときのコラムとして、料理や食料調達の苦労、南極での生活、人間関係などが生き生きと面白おかしく書いてあったのだけれども、今作は料理をメインに30次、38次の両方の時の話をごちゃ混ぜに書いてあり、最後に適当なレシピも載っていた。
ノリとしては前作同様南極での生活をおもしろおかしく書いてあるのだけれども主に30次の昭和基地でのお話がメインでした。
場所が南極なので、気軽に買い物なんてできない。食材は全部凍ってる。隊員はどいつもこいつも大飯ぐらいという環境でのお話。あーーー、南極行ってみてーー!!
作者のキャラクターなのか、すごく面白く、楽しそう。いや、かなり楽しい本でした。