名称未定ドキュメント"Que"

ゴーゴーカレーでロースカツビジネスルー増し頼んでキャベツを4回おかわりするブログ

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えんぴつで奥の細道

えんぴつで奥の細道


ご存知の通り本が大好きです。
月10冊ペースで蔵書が増えていきます(漫画含む)。
#こう書くと以外とすくななぁ……。


先日紀伊国屋本店でえんぴつで奥の細道を見つけたので即保護。
この本は「月日は百代の過客にして、行きkふ年も又旅人なり」で始まる松雄芭蕉の「奥の細道」を鉛筆でなぞっていくという本です。
ある程度内容は削られていて、なぞるのももちろん楷書です。
こうやって、文章を、特に古典を手で書くことは、物書きさんにとっては凄く重要なことだと思います。
古典の日本語は独特のリズムがあって、とても美しい。韻を踏んでいたり、詩が混じっていたり、現代と通じるものがあったり(徒然草に「昔はよかった……」という内容が書いてあったりする!)、いろいろと勉強になります。
特に四季をめぐる表現。色や自然に関する描写。なんといっても言葉遣い。


国語の教科書以外ではめったに触れることのない古典にめいいっぱい触れて、たくさん吸収しようと思います。