手にとったときからわかってたんだ。
絶対泣く。絶対泣くって。
だからバイト中に読むのはヤヴァイとおもってたんだ……
なのに……なのに……
ゔ……ゔ……
悲しいお話や……救えないお話や……
ちょっと前に石田衣良さんの4TEEN (新潮文庫)を読んだのだけど、この作品と同時に直木賞をとったのがコレ。
ハードカバーで持っているのだけど、文庫化されたのでまた買った。
家族を描いた作品。
兄妹と知らずに関係をもってしまった次男、他人の男しか愛せない次女、兄のことがあきらめられない長女、不倫する長男、戦争の傷跡を残す父。
それぞれが問題を抱えながら生きていく。
なんだか、悲しくて……切なくて……
そんな話。
同じ作品を何度も読むのってすごく久しぶりかも。
星々の舟 Voyage Through Stars (文春文庫)
- 作者: 村山由佳
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2006/01/10
- メディア: 文庫
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